So-net無料ブログ作成
検索選択
le coffret à bijou ブログトップ
前の10件 | -

ジェイド [le coffret à bijou]

ja5.jpg


輝きではダイヤモンドがはるかに勝り、華やかさはルビーやサファイアにはかなわない。
でも、そこはかとない品格があります。

エメラルドも緑色だけれど、両者は対極にあるような気がします。
エメラルドは西洋の姫君。
ヒスイは東洋の姫君。 
勝手なイメージですが(笑)

ja2.jpg


ヒスイ。漢字で書くと翡翠。カワセミという鳥のオスが翡で、メスを翠と呼びますが、この鳥の美しい
緑の羽を連想させたからでしょうか?

ja3.jpg


英語ではジェイド。私の親友の娘もジェイドちゃん。

実は緑色だけでなく、紫、藤色、パステルイエロー、オレンジ、濃いピンク、薄いピンク、白、青、
黒など、いろいろな色があります。

真っ白で滑らかなものは、中国では緑色よりも価値が高いとされるそうです。

ja4.jpg


でもやはり王道は緑。
深い森の中でひと知れず湧き出ている、周りの緑を映したような緑色。
インペリアルジェイドと呼ばれます。
これを日本では琅玕(ろうかん)と呼ぶのだそうです。

ja1.jpg

翡翠には2種類あります。
一つは硬玉、もう一つは軟玉。

前者はいろいろな色があるけれど、後者は緑と白だけ。
宝石として価値があるものは前者ですが。
ヒスイでも安いものは後者です。

中国では何千年も前からヒスイが愛されてきました。
女性はヒスイの腕輪をします。いまでも、よいものは母から娘へとずっと受け継がれていくのです。

ヒスイを「玉(ぎょく)」と呼ぶこともあります。のちに美しいもの、大切なものにつける言葉になりました。
「玉のような赤ちゃん」
「玉肌」のように。
女の子に「玉ちゃん」と名付けたり。

ja7.jpg


つるんとなめらかで、ぴかぴか光るわけではないのに人を引き付ける、そこはかとない妖しい、
なまめかしい魅力があるのです。

ヒスイを平べったい円形にして、穴をあけてドーナツ型にしたものを璧(へき)と呼びます。
完全な丸い形の璧は、最高の証。ここから「完璧」という言葉が生まれたのです。

数年前に、香港のジェイドマーケットに行きました。たくさんの出店が集まっていて、すべてヒスイを
売っているところです。

本物か偽物かはここでは気にしないで、自分のフィーリングにぴったり合う石を見つけることが、
ベストな買い方だと思います。なにせ出店ですから(笑)

jade.jpg


上の画像はその時に買った指輪です。
とても細くて、小指にしか入らない。
一番深い緑だったから、値切って値切って買いました(笑)

そういえば、秦の始皇帝の遺体も、ヒスイでおおわれているそうです。
不老不死の薬を本気で探し求めていた始皇帝らしいですね。
なぜって、ヒスイは不老不死をもたらす石だと信じられていたからです。

ja6.jpgNZのマオリ族のお守りもヒスイです。

今でも魔よけのお守りです。
石言葉は「長寿、健康、徳」。


ブルートパーズ [le coffret à bijou]

top3.jpg


気が付くと、宝石箱の中にはたくさんのブルートパーズがありました。
冬の快晴の空のようにクリアなブルーは安いのにとてもきれいで、ついつい買ってしまうからです。

bluetopaz.jpg



誕生石のアクアマリンは高価なので、代わりと言ってはトパーズに失礼かもしれないけれど。

top7.jpg


トパーズとはサンスクリット語で「炎」です。
日本の名前は「黄玉」で、一般的には黄色い石です。
深い黄金色のトパーズを「シェリートパーズ」と呼びます。
シェリーはお酒のシェリー。こっくりと深い黄金色の、うっとりするような美しさでしょうね。

top6.jpg


黄色やピンクが高価とされています。
でもピンクは希少なので、一般的には黄色に熱処理を施してピンクにするのです。

top2.jpg


青いものは無色を熱処理して作られることが多いです。
青は熱処理で生まれるから、ブルートパーズはその出自を明らかにしている、
堂々とした整形美人のような石ですね。

深い青、北極の氷河のような濃い青色をしたトパーズを、ロンドンブルーと呼びます。

London-Blue-Topaz.jpg


みればみるほど引き込まれそうな美しさです。
妖しい青。


ロシアンブルーは(ネコではないですヨ)天然の、本当にまれにしか出ないロシア産ブルートパーズです。
ブルートパーズのほとんどが整形美人なら、ロシアンブルーは限りなく整形美人に近い天然美人。

top5 (2).jpg



不眠症を治してくれる石とも言われます。
名誉や富を引き寄せてくれるとも言われます。

11月の誕生石(トパーズの一種として)。
石言葉は「友情、希望、潔白」です。


ルチルクウォーツ [le coffret à bijou]

ruti2.jpg


透明の水晶の中に、幾筋も入り込んだ細い金糸たち。

ruti1.jpg


昔の人たちは、この細い金のインクルージョン(含有物)を、美の女神ヴィーナスの髪と呼びました。

ruti5.jpg


銀、黒、赤などのインクルージョンもあるようですが、やはり金のインクルージョンがきれいです。

ruti6.jpg


ヴィーナスの髪とは知らなかった私は、天使の髪の毛と勝手に呼んでいたものでした。

ruti4.jpg


この金のインクルージョンが、持ち主の直観力を高めてくれるのですって。

金色から、金運を招きよせるとも言われています。

ruti7.jpg


もとが水晶なだけに、魔よけの意味もあるのでしょうか。
パワーストーンの一種として人気があるようですね。

lutil.jpg





ダイアモンド [le coffret à bijou]

di10.jpg

この世の中で、一番硬い物質。
私たちと同じ、炭素でありながら、地下80km以上もの高温地帯で
圧縮されて石になり、マグマに押し上げられて上がってきます。

diamond.jpg私のは母からの受け継ぎものです☆
無色透明のものはその透明度によって価値がきまるんです。
色、カット、傷の有無と重さによって。

di4 (2).jpgグリーン

di2.jpg
レッド


色はほかにもさまざまで、
ピンクイエロー、ブラック、ブルー、グリーン、ブラウンなどなど。

di5.jpg

ピンクダイアは南アフリカ産。


di3.jpg
イエローの最高峰は「カナリアの黄色」と呼ばれるもので、
緑を帯びた黄色はファンシー、
黒はボルツ。

di4.jpg
ブラック


征服者たちはこの石が大好き。
剣の柄や笏、王冠にはめ込んで権力の象徴としてきました、

di1.jpg

むかしむかし、ムガール帝国の王様が持っていたものが、世界最古のダイヤと言われています。
ペルシャ語で「光の山」という意味の「コイ・ヌール」と呼ばれているんです。
伝説によれば男には悲惨な死をもたらすけれど、女には幸運を運ぶとか。
持ち主は処刑や拷問、暗殺に遭うけれど、最後には英国のヴィクトリア女王に献上されて、今や英国王室の所蔵に。

di11.jpg

オルロフはインドの石像の瞳としてはめられていた大粒のダイヤ。
フランス人兵士が盗み出してヨーロッパに渡ったんです。
めぐりめぐってロシアのオルロフ公のもとへ。

di6.jpg

オルロフ公はエカテリーナ2世の愛人。
彼女の冷めた心を取り戻そうとして、このダイヤを送ったけれど、結局彼女の心までは戻らなかったようです。
今はロシアにあるんです。

di9.jpg

ホープダイヤは世界一有名なブルーダイヤ。
呪いのダイヤとも言われています。
インドの石造の瞳だったことはオルロフのダイヤと同じです。盗まれた点も同じです。
違ったのはそこから。


呪いのダイヤたちの記事はこちら。
http://niki310.blog.so-net.ne.jp/2011-05-18-2


人手に渡るごとに、その持ち主たちはみな不幸な死を遂げます。
ルイ14世は天然痘、ディュバリ夫人、ルイ16世、マリー・アントワネットは死刑、
その後事故死や病死、発狂死、サスペンスドラマもかなわないほどの不幸の嵐。
カルティエからアメリカの実業家に渡り、その一家が事故死や発狂死を遂げると、ハリー・ウィンストンが
スミソニアン博物館に寄贈したんですって。
だから今も、博物館にあるのです。

世界最大のダイヤはカリナン。
南アフリカで発見されました。
あまりの大きさに9つに分割されて、今では英国王室の王冠と王笏を飾っています。

ダイヤモンドの中にちらちらと見えるプリズム。
無色なのに七色に見えます。
これをファイヤといいます。
見れば見るほど、不思議な石。
だから何千年も人々の欲望を刺激するのかもしれないですね。

di7.jpg

映画『ムーラン・ルージュ』でニコール・キッドマンが歌っていたのは「ダイヤモンドは女のベストフレンド」。
昔の映画でマリリン・モンローも歌っていました。『紳士は金髪がお好き』?
そして最近、『バーレスク』でアギレラが歌っていました。
三人ともセクシーでゴージャスな美女。

di8.jpg

ダイヤを研磨できるのはダイヤだけです。
元気がないときにダイヤを身に着けると、何でもできそうな気分になってきます。
プラシーボ効果? ゴージャスさを分けてもらうのです(笑)

ちなみに、お骨をダイヤにしてくれる会社があるそうです。
人間は不純物が多いので黄色っぽいダイヤになるらしいですが、もちょっとお値段が上がれば、
ブルーダイヤにもしてくれるそうです。

四月の誕生石。
石言葉は「不屈、純潔」




カルセドニー [le coffret à bijou]

不透明な水晶の一種ですが、色によって呼び名が違います。

chal3 (2).jpg


緑はクリソプレーズ
赤~茶はジャスパー
赤はカーネリアン
縞模様がアゲート(メノウ)
そして緑に赤がぽつぽつと混じったものがブラッドストーン

みぃんなカルセドニー一家なんです。

日本では数珠やブレスレットに使われます。
そういえば、イトコの数珠はカルセドニーだったっけ…?

chal1.jpg

精神を安定させて、冷静な判断力を高めてくれるそうです。
悲しみを消してくれるとも、良好な人間関係を築く助けをしてくれるとも。

chal2.jpg


勾玉やドーナツ型にして、魔よけの装身具とされていました。
船乗りのお守りでもありました。

chal5.jpg


安価な石なので、本当は宝石箱入りではないのですが、おまけです(笑)

Chalcedony.jpg







オパール [le coffret à bijou]

op3.jpg


オパールには2種類あります。
要するに、価値の高いものと低いものです。
(個人的には金銭的な価値観で石を見たくないのですが。気に入れば値段はどうでもよいですw)

Queensland-Boulder-Opal.jpg


価値の高いほうはプレシャス・オパールと呼ばれます。
その中でも色の濃いものをブラックオパールと呼び、オパールの中の女王、といったかんじです。

これもいろいろな色合いがあって、たくさんの呼び名がある石ですね。そして価値も様々。
銀河系を閉じ込めたみたいです。

op6.jpg


日本人が好むのは白くて七色に輝くホワイトオパール。
オーストラリアにいたころ、オパール商のご夫婦と友達になりました。
気さくでおもしろい奥様が、オパールのことをいろいろと教えてくれました。

op2.jpg


オーストラリアで人気が高いのはブラックオパールです。
5000ドルのものと50ドルのものを見せていただきましたが、もう、光り方が全く違うんです!
本物はまるで、スーパーカミオカンデで見た銀河系のようです。
ギャラクシーという、そのままの名前で呼ばれていました。

古代ローマの博物学者のプリニウスは、オパールの中にはエメラルド、ルビーサファイア、アメシスト
すべてが含まれている、と書いたそうです。

なるほど、そんな表現もできますね。間違いだけれど(笑)

op5.jpg

ファイアーオパールという、燃える炎のようなオレンジ一色のオパールもあります。これはメキシコ産です。
ナポレオンの皇后だったジョゼフィーヌが、「トロイの炎上」という名のファイアーオパールを所有して
いたそうです。

ミュシャがデザインしたサラベルナールの腕輪。
アールヌーボで、ホワイトオパールが施されています。
この腕輪をはめてサラはクレオパトラを演じたそうです。

snake.jpg


実は…ローマにノニウスという政治家がいて、見事な輝きのホワイトオパールを所有していたそうです。
それをアントニウスがクレオパトラにプレゼントするために所望しました。
ノニウスは断固拒否。そして怒ったアントニウスは、彼をローマから永久追放してしまったそうです。

op1.jpg


クレオパトラがもらえなかった美しいホワイトオパール。
その腕輪をしたサラが、クレオパトラを演じるなんて。
数奇なめぐりあわせです。

op4.jpg
これ、着物に似合いそうです^^



10月の誕生石。
石言葉は「安楽」。



サファイア② [le coffret à bijou]

ファンシーサファイアたちを紹介します。
「ファンシー」とは、いろいろな色のことです。
サファイアにも青だけではなくて、いろいろな色があるのですよ。

sa.pi4.jpg

ピンクサファイアはルビーになりそこなってしまった感じ。

sa.pi6.jpg

でもそれがかえって魅力になりました。

sa.pi2.jpg

かわいらしいイメージの石です。

sa.pi6.jpg

青ほど高貴ではないけれど、ちょっと小生意気な上品さがあります。

sa.y3.jpg
黄色もかわいらしいでしょう?
お転婆な女の子というようなイメージです。

sa.y4.jpg

自由であかるくて、小悪魔的なww

sa.y1.jpg

同じ黄色でも、シトリンよりも透明で、すこし澄ました子、みたいな(笑)


そしてカラーチェンジサファイア。

sa.ch1.jpg

もちろん、カラーチェンジといっても、色がコロコロと変わるわけではないです。
白熱灯の下と太陽光の下では、色が違って見えるのです。

sa.ch2.jpg

ガーネットやフローライトにも色が変わるものがありますね。
サファイヤもあるのです。
アレキサンドライトほど色彩差が極端ではないけれど、やはり魅惑的で美しいです。

sa.ch4.jpg

気まぐれな美女、といったイメージ。
相手をするほうは、振り回されっぱなしで大変そうですw



そしてファンシーサファイアの中でも私の一番好きなものは、これです。

Padparadscha-Color-Sapphire.jpg

パパラチア。

sa.pad1.jpg

オレンジの中にピンクがちらちらと見えます。

sa.pad4.jpg

スリランカの言葉で「ハスのつぼみ」という意味です。

sa.pad6.jpg

非常に希少で、珍しい石です。
パパラチアだけは、独立した名称で呼ばれます。

sa.pad8.jpg

オレンジなの?ピンクなの? 見れば見るほど不思議な色合いです。
あいまいな魅力でひとを翻弄します。









クンツァイト [le coffret à bijou]

kun1.jpg

花びらのような石です。
その色が淡いライラックピンクだから、ではなくて。

kunzite.jpg

非常にもろくて壊れやすいのです。
そしてこのピンク色は、時の経過とともに色あせてゆくのです。
まるで次第にしおれてゆく美しい花のようだと思いませんか?

kun2.jpg

他者への愛情を注ぐことを教えてくれる石だそう。
傷ついた心を癒し、新しい愛情を見つける手助けをしてくれるのだそうです。

インスピレーションを高めたりしてくれるとも。
クリエイティヴな仕事をする人にはいいかもしれませんね。

kun3.jpg

宝石学者のクンツ博士(ティファニーのご意見番!!)にちなんで「クンツの石」と名付けられました。

サファイア① [le coffret à bijou]

sa2.jpg


ルビーの色違いの姉妹。それがサファイアです。

コランダムの赤系がルビー、それ以外の色がサファイア。
鉄とチタンが青い色を作るそうです。

sa1.jpg


サファイアは青だけではありません。黄色、ピンクグリーンパープル、透明、いろいろあります。
でも王道はこの高貴なブルーですね。

sa4.jpg


南極の氷のような、
深い深い青色です。

sa5.jpg


最上の青は「矢車菊の青」と呼ばれます。
あ、そういえばツタンカーメンの棺の、遺体の横に入っていた花は、矢車菊だったでしょうか?
アンケセナメンがいれたのでしょうか・・・?

sa3.jpg


中世には天国の静穏の象徴として、身に着けた人を邪悪なものから守ると信じられていたそうです、。
原産国である東南アジアから南アジアに至る国々でも、仏像の瞳としてはめ込まれて信仰の対象に
されてきました。蛇やクモの毒から身を守ってくれるとも言われました。

sa6.jpg

9月の誕生石。
石言葉は「慈愛、誠実」です。



ペリドット [le coffret à bijou]

peri1.jpg


オリーブグリーンの石。
隕石と同じ成分のために、宇宙から降ってきた「太陽の石」ともいわれています。

peridot.jpg


ローマ人たちは、夜になっても光っているこの石を、夜のエメラルドと呼んだそうです。
暗闇に打ち勝つ勇気を与えてくれるといわれます。
持ち主を内面から美しくしてくれるんですって。

peri2.jpg


エジプトのセントジョンズ島から、中世時代に十字軍がヨーロッパに持ち帰ったと言います。
そしてペリドットは教会の装飾に用いられました。

日本の名前は「かんらん石」。かんらんとは、オリーブのことだそうです。
オリーブの実のような緑の石を研磨すると、ロマンティックな透明黄緑の輝きが現れます。

私のペリドットは直径5mmほどのスクエアカットのピンキーリング。
ほかの石目当てで行ったのに、ついつい、一目ぼれして買ってしまったものです。
さわやかな緑が、あまりにもかわいくて。

peri3.jpg


8月の誕生石。
石言葉は「夫婦の幸福」。









前の10件 | - le coffret à bijou ブログトップ
a.HesiodListening to the Inspiration of the Muse.Edmond Aman-Jean.small.jpg

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。