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花のヨメ [Mythologyのみそ]

Blodeuwedd1.jpg



ウェールズ地方のケルト神話。



スェウ・スァウ・ゲフェス(巧みな手を持つ輝く者)という名の青年は、実の母親によって呪いをかけられていました。
彼はけっして、人間の女性とは結婚できないという呪いを。


スェウのおじで魔法使いのグウィディオンは、友人の魔法使いに助けを求めます。
でもよほど母親の呪いが強力なのか、呪いを解くことはできません。
そこで彼らはスェウのために、「花嫁」を作ることにしました。



エニシダ
オークの花
シモツケソウ。


それらの植物で、華やかな美女を作り出したのです。



彼女の名前はブロダイウェズ。
「花の顔」という意味の名前です。



でも・・・・




うまいこと行かないのです。


Blodeuwedd3.jpeg


ブロダイウェズは、スウェイではなく、グロヌウ・ペビルという別の人間の男性と恋に落ちてしまいました。
グロヌウはブロダイウェズとの障害であるスウェイを殺してしまいました。


スウェイはワシになり、オークの木の上に飛び去りました。



魔法使いのグウィディオンは、かわいそうな甥を生き返らせて、人間の姿に戻しました。




スウェウは自らの「復讐」として自分を殺したグロヌウを殺して、グウィネッツ(グロヌウの土地でしょう)、今の北ウェールズの領主となりました。


哀れ、「花で作られた花嫁」ブロダイウェズは、魔法使いによってフクロウに変えられてしまったそうです。




Blodeuwedd2_R.jpg




*******************






ケルト人はオークの木には魔力が宿ると信じていたようです。

だから魔法使い(ドルイド)の杖はオークでできています。
また、オークのヤドリギは、儀式に用いられました。





生き返らせる魔法は使えても、人間の女性と結婚できないという呪いはとけないのですね。
なぜ母親が息子にそんな呪いをかけるのかは詳しくはわかりませんが、権力争いとかなにかがあるのかもしれないですね。

ギリシア神話のピグマリオンみたいに妻を作り出しちゃう・・・という、でもハッピーエンドにはならない、これって、なんでも思い通りにはならないという、人生の真理かも。








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hanamura

タイトルから、木花咲耶姫を想いました。
呪い・・・。不死の方が怖いきもします。
by hanamura (2015-05-22 12:58) 

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